みのかんの銀塩カメラ研究室キャノンAF一眼レフ&レンジファインダ−>キヤノネットQL19
Canon キャノネットQL19


安定したカメラ

このころになると大型キャノネットも、製品として安定してきている。レンズも1.9とやや暗くなったが1.7のレンズよりも写りがいいように感じる。1.7との価格差はわずか3000円。QL17の23800円に対しQL19は20800円。どちらがいいかは気分の問題であろう。

みのかんのQL19
たまたま試写した結果がQL17よりも写りがよかったのかもしれないが、17よりもこの19のほうが持ち出す機会が多い。水銀電池とアルカリ電池の露出差はすべて内部機構により補正してあるが、条件によってはこういう改造カメラはおおきく露出差がでるので低輝度には注意が必要である。
こういう大きくて重いカメラは、一台だけで撮るときには気分がいいが、こんなのを4台も5台もカメラバックに入れてとなると、とても重くて億劫になる。結果としてご近所お散歩写真となる。
当時の人たちがこのカメラをやっとの思いで買ったことを考えると、けっして粗末にしてはならないと常日頃思っている。そんな思いで写真を撮っていると、必然的に古い村とかを撮りたくなってくる。

 

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